商品化の背景とねらい

 98年度の保温釜の需要は、買替を中心にほぼ前年並みの約650万台が見込まれています。 最近の需要構造を見ると3合炊きを中心に小容量タイプ(容量1.0リットル未満) が需要の約2割を占め、従来からのひとり暮らしの若年層に加えて、 子どもが自立した夫婦等の中高年層へも需要層が広がっています。
 一方、保温釜の方式としては、IH方式が需要の約5割を占めるに至っており、 小容量タイプでも、おいしくご飯の炊けるという基本機能の向上や、コンパクトさ、 手入れのしやすさなどが求められています。
 また、近年は環境への社会的関心が高まっており、家電製品の省エネへの対応が望まれています。
 新製品は、こうしたニーズに対応し、 3合炊きの小容量タイプでははじめて断熱性に優れた中空ガラスビーズを内釜にコーティングした 「熱封じ鍛造厚釜」を採用し、おいしいご飯を炊くことができるとともに、省エネ化も図っています。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。