新製品の主な特長

  1. 平面ブラウン管「フラットスーパーブライトロン管」搭載
     当社独自の「スーパーブライトロン技術」やフラット化技術により、 シャドウマスク方式としては世界で初めて開発に成功した「フラットスーパーブライトロン管」を搭載することにより、 歪みが少なく自然で鮮明な画像を実現しました。 また、既に輝度・コントラストを40%向上させている当社独自の「スーパーブライトロン管」の明るさに加えて、 今回更に周辺フォーカスを15%、周辺精細度を20%向上させています。

  2. 走査線が目立たず、ちらつきの少ない見やすい高画質な映像を再現できる「デジタル・プログレッシブ方式」を採用
     現行のテレビ放送(NTSC方式)では、 走査線を1本おきにスキャンした2枚の映像をあわせて1枚の映像を作るインターレース(飛び越し走査)方式を採用していますが、 新製品では1枚の映像において2倍の525本の走査線を順番に走査するプログレッシブ(順次走査)方式を採用しています。 新製品はこれに加え、デジタルLSIの搭載により、 各画素の周辺の画像情報や1つ前のフィールドの画像情報との比較検討により画像の動きを検知し、 最適な画像情報を得る「デジタル・プログレッシブ方式」を採用しているので、 画面のちらつきが少ないきめ細かい映像を再現します。

  3. 簡単リモコン採用
     従来はリモコンに機能ごとのキーを設けていましたが、 新製品ではテレビの画面上に機能アイコン(絵文字)を表示し、 リモコンと画面上の上下左右の矢印キーで機能を選択することで、 リモコンのキー数を従来の2/3(当社比)に減らすとともに操作性を改善しました。 また、DVDプレイヤーや将来のデジタル放送受信用アダプターなど外部接続機器もリモコンで操作できます。

  4. 将来のデジタル化への対応
     西暦2000年に放送開始が予定されているBS放送のデジタル化に伴い、 映像の高画質化が検討されています。新製品のうち、 Z1Pシリーズ2機種は今後発売が予定されているデジタル放送対応アダプタを接続することで、 現在最も有力な放送信号案である525P、525iおよび1125iを受信することができ、 ハイビジョン並の映像を楽しむことができます。

  5. リアルな臨場感を再現する3Dバズーカ搭載
     音響システムには当社独自で開発した左右のホーンスピーカシステムに本体のスペシャライザー(R)回路の搭載により臨場感を再現するとともに、 本体の前面にセンタースピーカを加えることで、 定位感(映像と音声の位置の一致感)を作りだし、 音の広がり感や奥行感を再現します。

  6. モジネット及びIT(アイティー)ビジョン対応
     文字放送で日常生活に欠かせないニュース、 天気情報をワンタッチ操作で画面の右側に表示できるので、 誰もが簡単に必要な情報を得ることができます。 また、双方向テレビ「アイティービジョン」に対応しているので、 視聴者が番組に参加するとともに、番組に連動した情報を見ることができ、 オンラインでテレビショッピングなどを行うことができます。

  7. 省エネモード採用
     画面の絵文字で簡単に設定することができる「省エネモード」を採用しているので、 BS放送を見ていないときの待機時消費電力のカットや、 周囲の明るさに応じた画面の明るさの調節による消費電力の低減が可能です。

注1: スペシャライザー(R)は デスパープロダクトインコーポレーションからの実施権に基づいて製造されています。
注2: 本資料に記載されている会社名、 商品名などはそれぞれ各社が商標として使用している場合があります。


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