開発の背景と狙い

 高齢化社会の進展とともに、近年、戸建住宅においてもエレベーターが導入されてきています。 一方で、5階建以下の中低層共同住宅については、エレベーターを設置する場合、 屋内や屋上に専用機械室が必要となり、日影規制などから建物の設計が制限されるため、 これらの建物でのエレベーター普及率は低くとどまっていました。 このため、96年3月に建設省から出された設計指針によって中低層共同住宅用エレベーターの設計や設置に関する基準が緩和され、 今後の新築物件ではエレベーターの需要が高まりつつあります。

 当社は、このようなニーズに対応するため、巻上機や制御盤の配置を工夫し、エレベーター専用機械室を不要にすることなどによって、 エレベーターの自由な配置を実現できる中低層共同住宅向けの新製品を商品化するものです。


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