新製品の主な特長

  1. 9通りのシステム構成
    空調ユニット本体は、従来の空調能力(冷房基準)5kWの空調ユニットと、 今回新たに能力の大きい6.2kWの空調ユニットを揃えています。 これにより2つの空調ユニットを住宅条件に合わせて1台から3台まで組み合わせることで、 約240mから約70mまでの住宅において、 業界最大の18.6kWから5kWまでの合計9通りの中から最適な空調能力の設定ができます。
    1台構成… 2通り(合計空調能力5kW、6.2kW)
    2台構成… 3通り(合計空調能力10kW~12.4kW)
    3台構成… 4通り(合計空調能力15kW~18.6kW)

  2. パワーシフト機能
    家の構造や季節、日射により変化する各部屋の空調負荷に対応して、 空調負荷が小さなゾーンから他の空調負荷が大きなゾーンへ空調能力をシフトできる「パワーシフト機能」を搭載することで、 家全体での空調能力の最適配分を可能にしています。
    例えば、部屋数の少ない2階で余った空調能力を部屋数が多く、 リビングなど広い部屋がある1階にシフトすることができます。 また、マンション等で夏の冷房時に日が射す南部屋と北部屋では空調負荷にアンバランスがあり、 北側の余った空調能力を南側にシフトすることができます。

  3. エアコン連動ハイブリッドシステム
    従来型のルームエアコンを「NEXTAIR」のシステムの中に組込み、 同じ制御系統で連動運転させることができます。 例えば、西日が当たるために極端に温度が高くなる部屋などにおいては従来型のルームエアコンをシステム内に加えることで必要に応じた、 より強力な空調も可能です。
    接続可能エアコンは東芝製(HA端子付)機種のみ
    同一部屋には壁吹出ユニット、または天井細形吹出ユニットの併設が必要

  4. 住宅構造への適合性を向上
    高静圧小型送風機の採用により、6.2kWの空調室内ユニットを従来の5kWタイプと同じ筐体寸法で実現しています。
    また、空調室内ユニットから各部屋へ冷・暖房空気を分岐するチャンバーボックスをダクトの途中に設けることで、 空調室内ユニット1台につき最大6本のダクトを接続でき、 様々な間取り住宅や部屋数が多い家などに柔軟に対応できます。 これにより、天井ふところでのダクト引き回しに制約の多い工法の住宅や、 集合住宅などの限られたスペースでの設置や特殊な間取り住宅にも柔軟に対応します。

  5. 豊富な吹出ユニット
    従来からの「天井吹出ファンユニット」(ホワイトと木目の2色)と「壁吹出ユニット」2タイプに、 ファンをなくす事で従来比約3分の1に小型化を図った「天井細形吹出ユニット」を追加しています。 また、天井吹出ファンユニットの色に和室向けの新色(ブラウン)を追加し、 インテリアに合わせた最適な吹出ユニットを選べます。

  6. きめの細かい制御運転
    センターコントロールパネルで家全体の冷暖房切替や全体の温度設定(17~30℃)を集中管理します。 各部屋については、 吹出ユニット付属の個別リモコンで家族それぞれの好みに合せて部屋の温度を冷房+-℃、 暖房+-℃の範囲で調節することもできます。また、外出時や夜間の就寝中などに、 暖房時には設定温度より低め、冷房時には高めの温度で運転制御する「セーブ運転」設定が可能です。 さらに、来客時などに運転を優先して強くする「優先運転」設定も可能です。


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