| 商品化の背景とねらい 扇風機の９８年度の国内市場は、 リビング用扇風機の買替需要を中心に年間約４００万台の需要が予測されています。 扇風機は、夏場に風にあたり涼むという使い方だけでなく、 最近は、エアコンの運転時の冷気や暖気を撹拌し、 部屋全体の温度ムラをなくして省エネを図るといった使い方も増えてきています。 また、従来の扇風機では、赤ちゃんやお年寄りには風量が強すぎたり、 室内の温度にあわせてその都度風量を設定するのがわずらわしい、 就寝時にタイマーをセットして運転していても、 風量が一定速のために寝冷えをおこしやすいといった声や、 エアコンとの併用時に、 扇風機の高さが低いために天井付近の暖気を充分に撹拌できないといった課題がありました。 新製品は、このようなニーズに対応して商品化するもので、 業界で初めて光センサーと温度センサーの両方を搭載することで、 室内の温度のみならず照明を消した後の就寝中の風量の設定やタイマー時間の設定を自動的に行うことを可能にするものです。 また、従来よりも扇風機の高さを高くし、 赤ちゃんやお年寄りにも優しい業界最小の微風モードなどを実現するものです。
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