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高速ルータ「CSR」を使った世界初の商用インターネットサービスを開始

1998年4月20日

世界に先駆けて次世代のインターネットサービス提供の
インフラストラクチャーを構築

メディアエクスチェンジ株式会社
株式会社 東芝

 メディアエクスチェンジ株式会社(略称:MEX 代表取締役社長:吉村 伸 本社:東京都豊島区)は、 同社の保有するATM(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード) バックボーンにおける基幹ルータとして、 株式会社東芝(取締役社長:西室 泰三 本社:川崎市幸区)製の高速ルータ「セルスイッチルータ(CSR5300)」を採用し、 これを用いた世界初の商用インターネットサービスを開始することを本日発表しました。

 次世代のインターネットでは、 テレビ会議などのリアルタイム性が重視される画像や音声などを送受信でき、 今後のデータ量の大幅な増大に対応できる高速のネットワーク環境の構築が必要となるほか、 不足が予想されるIPアドレスの増強についても対応が必要です(IPv6対応)。
 MEXは基幹系にCSR5300を採用することで、 本格的マルチメディア時代に向けて、 次世代のインターネットにおける要請を先取りしたネットワークの構築を行うものです。 CSR5300は、東芝が開発したATMリンク上で動作できる唯一のラベルスイッチ技術*1「セルスイッチルータ技術」を採用したルータであり、 高速で柔軟性の高いパケット転送が可能となるほか、IPv6に対する拡張性も有しています。

 MEXは、地域系NCC各社他数社の出資により昨年5月に設立され、 昨年9月にインターネット相互接続サービスを開始しました。 その後、昨年12月には地域系NCCのATM網と整合したATMバックボーンの構築を開始し、 本年3月末までATM実証試験を行なってきました。この実証試験において、 CSR5300のもつ高速性/機能性/将来性が充分に確認、 評価できたため、ATMバックボーンを活用したインターネットサービスの基幹ルータとして採用していくものです。

 MEXのATMバックボーンについては、昨年度の大阪に引き続き、 今年度は名古屋、福岡、広島、高松へと順次拡大し、来年度には札幌、仙台、 金沢への拡大を計画しています。 これらネットワークの拡張に合わせてCSR5300を計画的に導入していく予定です。

メディアエクスチェンジ株式会社 概要:
 メディアエクスチェンジ株式会社は、地域系NCC 9社、商社系3社等の共同出資により、 平成9年5月26日に設立され、昨年9月にインターネット相互接続サービスを開始しました。 その後、昨年12月には地域系NCCのATM網と整合したATMバックボーンの構築を開始し、 本年3月末までATM実証試験を行なってきました。 本年4月の地域系NCCのATM専用サービス開始に合わせ、 ATM技術を活用した高速で高品質かつ魅力あるインターネットサービスを開始しており、 東芝CSRはこのサービスにおける基幹ルータの一つとして位置づけられます。
 また、MEXはKDDとの間でインターネット/ATM接続を開始することでも合意に達しており、 今後海外への快適なネットワーク接続環境もお客様にご提供していきます。
 資本金は2億円、主要株主は東京通信ネットワーク(TTNet)、大阪メディアポート(OMP)、 三井物産、三菱商事、中部テレコミュニケーション(CTC)、国際電信電話(KDD)などです。

メディアエクスチェンジ株式会社のATMバックボーン:
 MEXは、現在、池袋サンシャイン60ビル内にATM-SWとルータ等を設置しており、 昨年12月には大阪地区に拡大する地域系NCCのATM専用網と整合したATMバックボーンの拡張を行いました。 現在、MEXのハウジングスペースでは最高155Mbps(OC3c)による接続が行われ、 MEXのコアスイッチ間は622Mbps(OC12c)で接続されています。 MEXは本年度は名古屋、福岡、広島、高松へ順次ATMバックボーンを拡大し、 来年度には札幌、仙台、金沢へ拡大することを計画しています。
 MEXが積極的に採用しているATM技術の利用により、 スケーラビリティやネットワーク管理に優れたネットワークを構築し、 QoS(Quality of Service)のオプションを利用することが可能となります。 これによって、インターネットサービスプロバイダ(ISP)が相互接続し、 トラフィックを交換するのに適したネットワーク設計をすることが可能です。

*1:ラベルスイッチ技術
 高性能で柔軟性の高いパケット転送を実現する技術として、 1997年3月からIETF(Internet Engineering Task Force) において正式に標準化に向けた検討が実施されました。 ラベルスイッチ技術では、パケットフローに対して固定長のラベルを割り当て、 ラベル情報を用いてパケット転送を行ないます。 ラベルとして、ATMヘッダ(VPI/VCI)を用いることにより、 高性能で低コストなATMスイッチモジュールをパケット転送エンジンとして利用することが可能となります。
 ラベルスイッチ技術としては、タグスイッチ技術(シスコ社)、 IPスイッチ技術(Ipsilon社→Nokia社)、ARIS(IBM社)、 セルスイッチルータ技術(東芝)などが発表されており、セルスイッチルータ技術のみが、 ATMリンク上でラベルスイッチ技術を実現させることのできる唯一の技術となっています。

当ニュースに関するお客様からのお問合せ窓口
メディアエクスチェンジ(株)
営業部
Tel:03-4306-6543
Fax:03-4306-6529
(株)東芝
コンピュータ・ネットワークプロダクト事業部
Tel:03-3457-2725
Fax:03-5444-9234



補足資料
MEXの事業展開とATM(メディアエクスチェンジ(株))
セルスイッチルータ〜次世代のインターネット構築〜((株)東芝)


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