開発の背景と狙い

 金融、官公関係で多くの要求があるソータ機能付きOCR市場では、 今後、文字認識技術の向上や読み取り可能な帳票種類の追加などを背景に、 銀行、自治体関係でのリプレースを中心とした需要の拡大が見込まれています。 また、医療関係の法制度改正により大量に発生している「診療報酬明細書」 処理の市場が立ち上がりはじめています。
 新製品は、このようなニーズに対応し、 「V3070」の後継機として商品化したもので、 従来読み取りが困難であった「診療報酬明細書」 や電気料金や水道料金などの多様な「公金伝票」 等におけるデータの読み取りにまで適用範囲を拡大するとともに、 処理スピードを大幅に向上するなどシステム全体の高性能化を図っています。
 当社は、新製品により、金融(銀行系)や自治体へのリプレースを促進するとともに、 金融機関における公金処理、医療レセプト業務(診療報酬明細書入力、仕分け)等、 新規市場の拡大を図っていきます。
 さらに、ドキュメントの電子化保存が法的にも認められ始め、 既存文書のファイリング市場は今後ますます発展していくと考えられます。 そこで、ファイリングまでを含めたドキュメント管理システムとしての機能もあわせて提供するものです。


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