商品化の背景と狙い

 98年度の洗濯機の国内市場は、 買替需要を中心に堅調に推移し、年間約460万台の市場規模が予測されています。 その中でも6kg以上の大容量タイプを中心とした全自動洗濯機の需要は前年度比較105%の約400万台が見込まれています。
 当社は、有職主婦の増加に伴うライフスタイルの変化にあわせて大幅に静音化を図ったDDインバーター洗濯機を昨年市場に導入しました。 これにより、実際にDDインバーター洗濯機を購入した家庭では、 洗濯する時間帯が早朝や深夜に洗濯するケースが増え、 洗濯を行う時間帯が変わってきています(当社調べ)。
 また、最近の衣類の傾向としても、シルクやカシミヤなどの高級素材や、 形態安定シャツに見られる新素材を使った衣類が増えてきており、 衣類の特性にあわせた洗濯方法が求められています。
 新製品は、このようなニーズに対応して製品化し、 DDインバーター洗濯機の特長である洗濯時の静音化をさらに追求するとともに、 DDインバーターモーターならではの高い回転力と精密な回転数制御によって作り出される水流によって衣類にあわせた最適洗濯を実現するものです。
 また、今回、昨年市場投入した大容量タイプでのDDインバーター洗濯機に、 今回新たに小容量(4.5kg)、中容量(6.0kg)のクラスを加えることで、 DDインバーター洗濯機のフルラインアップ化も実現しています。 これにより、さまざまな家族構成にあわせた容量サイズのDDインバーター洗濯機を選ぶことができます。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。