背景と狙い

 全世界のPCサーバ市場は、多様化するサーバ業務のニーズにより、 98年度も120%の成長が見込まれています。中でも米国の市場規模が最も大きく、 出荷台数で世界の約1/3を占めています。また、日本のサーバ市場も着実な成長を続けています。
 このため、当社は6月に発表された中・下位機種の「MAGNIA5000」「MAGNIA3000」につづき、 上位機種の「MAGNIA7000」を日米同時投入し、 市場規模の大きい米国や成長する日本市場においてPCサーバ事業を積極的に展開していくものです。

 PCサーバは、中小企業から大企業の基幹業務にまで幅広く導入されはじめており、 企業コンピューティング市場でのサーバに対する高信頼性と運用性、 性能、拡張性がよりより強く求められてきています。
 信頼性において、当社はこれまで一貫してエントリークラスのサーバから「冗長電源」、 「ハードディスクドライブのホットスワップ」、「RAID」の機能を提供していますが、 「MAGNIAシリーズ」はこれらの機能に加え、 サーバOSのダウン時でもハードウェアでサーバの状態を監視するツールを標準で装備し、 信頼性や運用性で一層の強化を図っています。 業界最高水準の高速プロセッサシステムを採用した上位機種の投入により、 PCシステムの基幹業務等への導入を一層働きかけていきます。 さらに、大規模基幹システムでは省スペースで複数台のサーバの管理が必要になるため、 ラックマウントモデルやラックオプションをあわせて提供していきます。


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