ITビジョンを用いた地域情報化支援システム用の端末機の開発について

1998年7月16日

ITビジョン技術で地域の高度情報化を促進

 当社は、有線電話網などを用いての地域の情報化システムを構築する際にテレビと接続させるだけでITビジョンによる双方向通信を行うことができ、 さらにVGAクラスの写真等をあつかえる地域情報化支援のための専用端末機「TT―XX」を開発しました。

 1996年10月より国内初の双方向テレビ放送として開始したITビジョンの開始にあわせて、 当社はITビジョン内蔵テレビやチューナーを商品化してきました。 また、同時にITビジョンの技術的資産をもとに、 地域の高度情報化を図るための各種自治体などの実験にも参加してきました。

 新製品は、こうしたITビジョンにおける技術的資産をもとに開発され、 VGAクラスの高解像度を実現するとともに、 32ビットRISCマイコンや高速通信モデムを採用することで、 データの双方向通信をすばやく行うことができます。 これにより電話回線や各地域における既設の有線回線を用いて双方向通信システムを構築する際の端末機としての最適化を図ることができます。

 今回開発した新製品は、 7月16日群馬県安中市で開催される(社)日本有線放送電話協会主催の「有線放送セミナー」にて出展されます。


新製品の主な特長
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