低消費電力を実現した64ビットRISC形マイクロプロセッサの発売について

1998年9月21日

 当社は、64ビットRISC(縮小命令セットコンピュータ) 形マイクロプロセッサとして回路設計の最適化などにより1.2ワット(3.3ボルト、133メガヘルツ動作時) の低消費電力を実現した「TMPR4951F」を開発し、 10月からサンプル出荷を開始します。

 新製品は、「TX49ファミリ」シリーズの派生品として、 米国・ミップス社のRISCアーキテクチャをベースに当社が独自に開発したオリジナルプロセッサを搭載しています。 また、新製品は、動作周波数を高めることやキャッシュメモリの倍増などによって、 処理速度を当社従来品の1.72倍に向上させており、 レーザビームプリンタ、セットトップボックス、ネットワーク機器など、 広い分野に用いることができます。

 さらに、端子の配置やパッケージサイズを当社従来品と共通化しているため、 デバイスの置き換えを容易に行うことができ、システム全体の性能向上を実現できます。


新製品の主な概要
開発の背景と狙い
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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