異形部品に対応できる小形実装機の開発について

1998年9月30日

 当社は、表面実装ラインでの補助装置として、 形の異なる部品を基板に実装できる小形実装機を開発しました。

 今回開発した装置は、当社が独自に設計した異形部品専用のメカニカルチャック(部品把持用爪)を搭載することによって、 従来、実装が困難であった異形部品や狭いスペースへの自動装着を実現しています。
 また、部品実装の基準である基板マークの検出機構として、 従来のカメラを用いたシステムに代えて簡易なレーザセンサを採用することなどによって、 装置の低価格化が可能になります。

 さらに、本装置は、異形部品専用の実装機として開発しているため、 装置幅を600ミリメートルに抑え、省スペース化も図っています。

 本装置は、本年12月から商品化を開始する計画で、 標準価格は約700万円の予定です。 なお、販売については、芝浦メカトロニクス株式会社(10月1日付で発足)が担当します。


開発の背景と狙い
本装置の主な特長
本装置の主な仕様
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