開発の背景とねらい

 LEDは電球に比べて寿命特性が優れており低消費電力化が可能なため、 家電製品などの各種インジケータやLCDのバックライト用など様々な用途で使用されています。
 従来は、「砲弾型」が一般的でしたが、機器の薄型化傾向により、 LEDの実装方法も従来のスルーホール基板実装(砲弾型で採用)から薄型化が実現できる表面実装(表面実装型で採用)へと変化しています。
 また、高輝度化の進展が著しく、 当社は92年に独自開発のInGaAlP系の四元素高輝度「砲弾型」LEDを商品化しており、 現在、高輝度という特長を活かして屋外のLED表示板などの分野で電球からLEDへの置き換えを進めています。
 これまでの「表面実装型」のLEDは、 光度不足や耐熱性の問題から屋外のLED表示板用などとしては使用することが困難であったため、現在は、 明るくて熱に強い「砲弾型」が主に使われています。
 しかし、「砲弾型」は重くて厚いという特徴があるため、 屋外で使える(明るくて熱に強い)軽くて薄い「表面実装型」の商品化が望まれていました。 このため、当社は今回の商品を開発しました。


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