開発の背景と狙い

 現在、ポンプや送風機などの産業用動力源として幅広い分野で使用されている三相モータは、 設備の小形化、軽量化、省スペースに対応できる商品ニーズが高まっています。

 このような顧客ニーズに応えるため、モータフレームにアルミニウムを採用しました。 これにより、冷却性能を大きく向上させるとともに、 モータの小形・軽量化と低騒音化を実現することができました。

 また、機械メーカーの志向する、モータを内蔵した機械設備自体の軽量化に大きく貢献し、 ユーザー側の設備輸送や据付工事などにおける使い易さを向上させています。

 モータの取り付け寸法は、JIS規格に合致させており、 従来の機種との互換性を持たせています。

 今回の新製品の発売により、 200kW以下の産業用小形モータにおける本シリーズのラインアップが完了しました。

 当社は、今後1999年3月までに、 産業用標準小形モータを全面的に新シリーズへ切り替える予定で、 さらに非標準タイプのモータについても順次アルミフレーム採用タイプの拡大を図ります。


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