商品化の背景とねらい

 超音波診断装置は、プローブを体表にあてて超音波を体内におくり体内組織で反射された超音波を受信することにより、 リアルタイムに断層画像を表示する装置です。 X線を用いずに検査することができ患者の被爆がないため、内科、 産婦人科などの分野において幅広く用いられています。
 当社は、用途に応じて、 最先端の血流のカラー表示が可能な機種から持ち運びが可能な機種までラインナップしていますが、 小規模な病院や診療所などでは、 設置スペースが少なく可搬性に優れたコンパクトな機種が主に利用されています。 技術革新により上位機種の多機能化が進むにつれ、 超音波診断装置の診断性能が大幅に向上しており、 下位機種においても多機能化が望まれてきています。
 新製品は、上位機種と同じく、 検査部位に応じて最も適したプローブ周波数を3種類の中から手軽に選ぶことができる機能を備えたほか、 持ち運び用としては大型の9インチモニタを採用しており下位機種ながら基本性能を向上したものです。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。