開発背景

 フラッシュメモリは情報通信機器のデータ蓄積用として幅広い需要があり、 2000年の世界需要は約5億5千万個(16メガビット換算数量)が見込まれています。
 NAND形フラッシュEEPROMは当社が独自に開発したメモリで、 電子スチルカメラの画像データ用や半導体ディスク、 携帯情報端末のデータ蓄積用として需要が拡大しており、特に最近では、 デジタル画像の高画質化や情報機器の蓄積データの大容量化の進展の中で、 より大容量のフラッシュメモリが求められています。 また、音楽市場でもMDからの置き換えをはかった商品が現れてきています。 64メガバイト製品で約1時間程度の音楽が録音でき、 今回開発した256メガビット製品を2個あるいは2個搭載した製品ではCD1枚程度の音楽を録音でき、 今後、機器の小型化、軽量化が進む中で、 音楽メディアとしての大容量NAND型EEPROMの需要が期待されています。
 当社は、こうしたニーズに対応するため、 256メガビットの大容量メモリを実現したNAND形フラッシュEEPROMを開発・商品化するものです。


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