開発の背景と狙い

 近年、自動車内LANが急速に普及し、 高速で信頼性の高いCANが欧州で標準化され、日本や米国でも標準化の方向に進んでいます。 また、自動車の高性能化や安全性向上とともに、 車両の制御に関する各種の正確な情報を高速に処理することが要求されています。

 自動車内のLANは、ボディ制御系やオーディオ系、 エンジン制御系などを容易にネットワークで結ぶことができます。 また、車載用途だけでなく、FAなどの産業用途での制御系においても、 CANを採用する動きが活発化しています。

 新製品は、このようなニーズに対応して商品化したもので、 今後は内蔵メモリとしてフラッシュメモリなどの搭載や、 各用途に応じて当社独自の「TLCS-900/L1」や「TX19」等のCPUコアや周辺機能の選択により、 CAN内蔵マイコンの製品拡大を図る予定です。


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