商品化の背景と狙い

 ハウジングエアコンは、あらかじめ天井裏や壁裏に空調用の配管を埋め込むため、 部屋のインテリア性などを損なわずにエアコンを設置しやすいなどといったメリットがあり、 99冷凍年度の需要としては約35万台の市場規模が見込まれています。
 地球の温暖化抑制やオゾン層の保護など地球環境の保全が求められている中、 モントリオール議定書においてはオゾン層破壊につながるとされるHCFC系冷媒(R22) は2004年から生産規制の対象となり、2020年には全面廃止されることが決定しています。 また、地球の温暖化を抑制するエネルギー使用の合理化に関する法律の一部改正(通称:新省エネ法)に伴い、 今後さらに、エネルギー消費機器であるエアコンに対しての省エネ性が求められてきています。
 当社は既に、オゾン層を破壊しない新冷媒をルームエアコンの「大清快シリーズ」の全クラスにおいて採用していますが、 今回業界で初めてハウジングエアコンとしても新冷媒を採用するものです。 また、デジタルツインロータリーコンプレッサーなどを搭載することにより、 年間電気代の低減も実現しています。


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