開発の背景と狙い

 専用の機械室が不要のマシンルームレスエレベーターは、 従来のロープ式や油圧式エレベーターに比べて、 省スペース・省エネルギーを実現し、エレベーターの設置位置や建物設計の自由度が向上し、 建物の高さ制限にも有利で、さらに、エレベーター機械室の築造や付帯設備工事を削減することができます。

 当社は、このような特長を持つマシンルームレスエレベーターを昨年8月から定格速度毎分60メートルまでの20機種を発売してきましたが、 高層ビルにおいてもマシンルームレスエレベーターの設置の要望が強まってきています。

 当社は、このようなニーズに対応するため、 オフィスビルを中心に使用される乗用やマンションで使用される住宅用、 病院などの医療施設で使用される寝台用の各用途の標準形エレベーターとして、 高速化と高階床対応を実現した10モデル20機種を新たに商品化するものです。


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