開発の背景とねらい

 近年、遠隔操作式X線透視撮影装置は、 従来の消化管検査主体から整形外科、呼吸器科、泌尿器科、婦人科系検査、さらに頭部・腹部・下肢血管造影検査など、 より多目的な用途に使用されるようになっており年間2,500台規模で推移しています。 その中で、病院向けの中級・高級システムはおよそ半数を占めております。
 新シリーズは、「被検者と術者に優しいシステム」、「使いやすい多目的システム」、 「安心して使える高画質システム」を基本思想に開発したものです。
 遠隔操作式X線透視撮影装置には従来から寝台の位置の高さに車椅子や老人患者など負担の有る被検者の寝台への乗り降りの手間の低減、 術者や看護婦の操作性改善のニーズがありました。 新製品は寝台を高さ108cmから56cmの低さまで可動できることにより、このようなニーズに対応しています。


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