遠隔操作式X線透視撮影装置「Winscope5000シリーズ」の発売について

1999年3月2日

寝台を業界で最も低い位置まで下降でき、
被検者の負担を少なく優れた操作性を実現

株式会社 東芝
東芝メディカル 株式会社

 当社は、天板面の高さが業界で最も低い56cmの位置まで下降することができる寝台、 X線高電圧装置及びデジタル画像処理装置を組合わせたシステム「Winscope5000シリーズ」*1を商品化し、 4月1日より営業活動を開始します。

 新システムは、寝台の天板面の高さを56cmまで下降できるようにすることで、 寝台に乗り降りする被検者の負担を軽減しています。 また高さは108cmまで可動出来るよう、看護婦、術者の操作性にも配慮しています。
 システム制御にはネットワークのセキュリティーや信頼性のある「Microsoft(R)WindowsNT(R)」を採用することで、 優れた操作性を実現しています。
 さらにX線テレビ寝台には新型大容量X線管や、 高効率I.I.*2などを採用し、高画質な画像を提供しています。 これにより上部・下部消化管バリューム二重造影検査から肝臓、胆嚢、膵臓などの消化管系検査をはじめ、 整形外科、呼吸器科、泌尿器科、婦人科系検査、 頭部・腹部・下肢血管造影検査などの多目的な検査ニーズに対応することができます。

 新シリーズの販売は、東芝メディカル株式会社が担当します。 なお同シリーズは4月4日から8日まで、 東京国際展示場で行われる1999年国際医用画像総合展('99JMCP)に出典されます。

*1 「Winscope5000」にはデジタル画像処理は含まれておりません。
*2 I.I.:イメージインテンシファイヤ:X線を光電子光に変換する装置で、 変換効率が高いほど高画質の画像となる。


新システムの概要
開発の背景とねらい
新シリーズの主な特長
新シリーズの主な仕様
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