写真画質を実現した4型低温ポリシリコン液晶表示装置の商品化について

1999年3月8日

 当社は、画素ピッチ0.126ミリメートル(202画素/インチ) の高精細4型(対角10.2センチメートル)低温ポリシリコン液晶表示装置(LCD) 「LTM04C380S」を商品化し、本日から営業活動を開始します。

 新製品は、4型として業界で初めてVGA(640X480画素)を実現しており、 動画にも対応できる超高精細な画像表示が可能です。

 低温ポリシリコンLCDは、基板をシリコン多結晶で形成しており、 従来からのアモルファス(非晶質)シリコンに比べ、電子の移動速度が速いため、 液晶画面を制御する周辺回路を外付けすることなく、 ガラス基板上に直接形成することができるという特長を有しています。 このため、部品点数を従来に比べて約40%、接続ピン数を約24分の1にそれぞれ削減でき、 製品の信頼性を向上させるとともに、配線ピッチを微細化できるため、 画面の高精細化を実現できます。

 なお、今回の新製品は、4月14日からパシフィコ横浜で開催される「EDEX'99電子ディスプレイ展」 に出展します。


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新製品の主な特長
新製品の主な仕様
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