商品化の背景とねらい

 近年のネットワーク技術の進展は、インターネットからイントラネット、 さらにはエクストラネットへめざましい勢いで進展しています。 この中で生産・操業現場や設備管理での生成される各種情報をリアルタイムで把握し、 現場レベルでの状態監視・操作にとどまらず企業の生産活動に必要な情報としてすばやく提供し、 企業で決定された結果を次の生産・管理に迅速に反映することが切望されています。
 このニーズに対し、当社は、生産・操業現場の生の情報を情報系に取り込めるようにするシステムの構築を、 オープンな分散型のネットワークコンピューティング技術で実現することを目的とした「Enhanced Network Computing(ENC)構想」 を米エシェロン社に提案しました。両社は「Java/LonWorksイニシアチブ」のパートナーシップを結び共同でENC構想を普及していくことで合意しています。
 当社は、今回初めてENC構想を表明するとともに、同構想を実現するためのコンポーネントとして、 制御系ネットワークと情報系ネットワークをシームレスに統合する産業用ネットワークコンピュータ「HEXABINE(ヘキサバイン)」を、今回商品化するものです。


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