開発の背景と狙い

 現在、携帯機器用マイコンにおいては、 高速処理や長時間動作を可能にする低消費電流の要請に加え、 最終商品であるアプリケーションの多様化、 高付加価値化により大型液晶ディスプレイへの対応が求められています。 この傾向は4ビットのマイコンにおいても同様で、 家電/オーディオ用のリモコンや携帯通信機器、携帯液晶ゲーム、携帯オーディオ機器、電卓、 歩数計などの健康機器、デジタル時計などの幅広い分野において、 低価格で高いパフォーマンスを持ったマイコンへのニーズが増大しています。
 新製品はこれらのニーズに対応して商品化するもので、 高速処理と低消費電流を特長とする「T4Xシリーズ」に、 4ビットマイコンとしては大型の1,024ドットの液晶ディスプレイを駆動することができるドライバを内蔵させています。


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