業界最小の7分の1型光学サイズを実現したCIF(*1)対応のCMOSイメージセンサの発売について

1999年5月17日

携帯電話などの内蔵カメラとして最適な、業界最小の光学レンズ一体型パッケージを採用

 当社は、業界最小の7分の1型光学サイズを実現した、 光学レンズ一体型パッケージ採用のCMOSイメージセンサ「TCM5023LU」など計2モデルを開発し、 本日からサンプル出荷を開始します。

 新製品は、100平方ミリメートルの面積と6ミリメートルの高さを実現した業界最小・最薄の光学レンズ一体型パッケージを採用するとともに、 動画像送信方式の世界共通規格であるCIF*1に対応しており、 ミニノートパソコンや携帯電話、携帯機器などの内蔵カメラとして最適です。

 レンズ一体型パッケージを採用することで、セットメーカーが各種携帯機器に搭載する場合に、 光学部品の取り付け作業が不要なため、設計時間の短縮が図れるとともにコスト削減が可能です。 さらに、従来のCCDを使用したカメラシステムに比べ、約5分の1の低消費電力を実現しています。

 新製品は、9月から月産10万個規模で量産を開始する予定です。

*1: Common Intermediate Format の略。 ITU-T(International Telecommunication union-Telecommunication Sector : 国際電気通信連合標準化部門)で策定したテレビ電話などで使われている映像の世界共通フォーマットのこと。


新製品の概要
開発の背景とねらい
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
お問い合わせ先


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。