新製品の主な特長

  1. 加熱時間、消費電力の削減
    新製品は、新規に開発した低損失のスイッチング素子等により高力率化を実現した当社独自のインバーター(ハーフブリッジインバーター)の搭載により、 マイクロ波の出力を従来の700Wから900Wに上げるとともに、 マイクロ波の集まり方が最適になる位置をセンサーで検出し、 その位置にあわせて回転皿(ターンテーブル)を一時停止させるスポット加熱方式を採用しています。 これにより、レンジの加熱時間を36秒と当社従来機種に比べて約25%削減するとともに、 消費電力量の低減(当社従来比約15%減)も実現しています。 また、加熱時間の短縮により、茶碗等の器が熱くなる前に取り出すことができます。

    茶碗一杯のごはんをあたためた場合での比較

  2. 食材の量や大きさにあわせたオーブン調理が可能
    角皿を入れる棚の位置を3段階にするとともに、 上下からの火力も3パターンから選ぶことを可能にすることできめ細かな設定ができ、 食材の量や大きさにあわせてより簡単にオーブン調理を行うことができます。

  3. 健康志向に対応したヘルシーメニューを塔載
    「ローカロリーフライ」「ヘルシー網焼き」「レンジの炒めもの」など、 油の使用量を抑えた低カロリーのメニューをオートメニューに追加し健康志向に対応しました。 

  4. 安定した仕上がりの実現
    夕食の支度時などは集中して電気を使うため家庭内で電圧降下が起こることがありますが、 新製品では電圧の変化を検知して出力や加熱時間を補正し、 いつも安定した仕上がり状態を確保できるVF(Voltage Feedback)インバーターを搭載しています。 これにより、家庭内で電圧降下が起こっても、一定の出力を維持できるため、 レンジのあたため不足などを防ぐことができます。 また、オーブン調理時においても加熱時間の補正を行うことによってパンやケーキの生焼けなどを防ぐことができます。

  5. 省エネ性の向上
    (1)入力に対する出力の高効率化
    庫内の壁にマイクロ波ロスの少ない材質を用いることなどにより、 入力に対する出力の効率を従来比で約7%アップの63%まで向上させています。

    入力と出力の効率比較

    (2)待機電力のゼロワット化
    調理終了後、扉を閉じてから5分経つと自動的に電源をオフにすることで、 待機電力をゼロにしています。

  6. 操作性の向上
    扉の開閉時の操作性を向上したスティックタイプのハンドル(ユニバーサルハンドル)を採用し、 これにより、調理用の手袋(ミトン)を付けたままでもハンドルを握ることができます。 また、操作部にはバックライトつきの大型表示を採用するとともに、 設定キーも大型化し押しやすくしています。

  7. デザイン性の向上
    従来のオーブンレンジでは本体背面にはカラーリングが施されていませんでしたが、 今回、本体色と同じカラーリング処理を施すことによりインテリア性を向上させ、 対面キッチンなどにレンジの背面を気にせず設置することができます。


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