テレビやVTRなどの待機電力を大幅に削減できる「待機電源制御用IC」の発売について

1999年6月22日

 当社は、テレビの待機電力を業界最高レベルの0.1W程度にまで低減することができる待機電源制御用IC「TA1307P」を開発し、 本日から販売を開始します。

 新製品は、出力電圧が一定レベルに下がった時に電圧を供給し、 設定された電圧に達すると電圧供給を停止する(=電圧が下がる)機能をもった待機電源を制御できるICであり、 出力電圧値が常に一定である従来の電源に比べ、不要な待機電力を削減できます。
 また、新製品は、発振周波数の変更等で待機用電源の最大消費電力を任意に設定することができるため、 待機時の消費電力が異なるテレビやVTR、 エアコンなどのさまざまな機器に幅広く利用することができます。

 新製品を利用することで、例えばテレビの場合、 ICを組み込んだ待機用の電源回路全体で、従来2~3W消費していた待機電力を0.1W程度と業界最高レベルまで低減することができます。


新製品の概要
開発の背景とねらい
新製品の主な特長
新製品の主な仕様
お問い合わせ先


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。