超電導発電機の実証試験の成功について 1999年6月22日 当社は、通産省工業技術院ニューサンシャイン計画「超電導電力応用技術開発」の一環として、 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)からの受託により超電導発電関連機器・材料技術研究組合(Super-GM)(理事長:森井清二・関西電力相談役)の研究テーマとして、 昨年12月から実施してきた7万キロワット級超速応型超電導発電機*の実証試験において、 発電機の諸特性の検証や電圧を一定に保つための同期調相機運転における実電力系統での連系試験など、 予定されていたすべての試験で成功を収めました。 当社は、系統擾乱時に急速に励磁電流を変化させて発電機電圧を調整し、 電力動揺を抑制できる超速応型ロータの開発を担当しました。
今回、当社の実証試験が成功したことによって、 超電導発電機の次世代の開発段階である20万キロワット級パイロット機の設計・製作に必要な技術確立の見通しが得られ、 超電導発電機が実用化に向けて大きく前進したことになります。
|
プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。 |