新製品の主な特長

  1. 炊飯時の炊きムラを低減する2つのインバーター制御(「火力番Wインバーター」)
    (1) PFインバーター
    おいしいご飯を炊く条件の1つに、高い温度で連続加熱することがあげられますが、 従来の保温釜では、標高が高くなることによって水の沸点が低下するため、 米の含水率が低下して、ごはんが固くて粘りけも少なくなるといった課題がありました。 また、平地においても雨天時などでは低気圧の影響で沸点が低下してしまう場合があります。 「PFインバーター」は沸点の低下を検出して、 自動的に火力を弱め連続加熱時間を長くすることで、 気圧の変動に左右されずにおいしいご飯を炊くことができます。
    *具体的には標高が300m上がることにより、 沸点は1℃下がります。
    (2) VFインバーター
    複数の電気製品を使用する夕食の支度時などでは、 家庭内の配線状況によっては電圧降下が発生する場合があります。 電圧が変動すると、保温釜で炊飯を行っている場合、 炊飯開始から沸騰し始めるまでの時間が長くなるとともに、 沸騰継続加熱や蒸らし時でも火力が低下してしまい、 ご飯がおいしく炊き上がらなくなってしまうといった問題がありました。 新製品は、「VFインバーター」制御を搭載することで電圧の変化を検知して保温釜の出力を自動的に補正することを可能にし、 ご飯のやわらかさや粘りにばらつきの少ない、いつも安定した炊き上がりを実現しています。

  2. 釜の底の厚さを業界最大の7ミリにした「厚底7ミリ鍛造厚釜」を採用
    鍛造厚釜の底部分の厚さを業界最大の7ミリにすることで、 釜の内面の温度分布を均一にしています。これにより、内釜内での熱対流を増やし、 ご飯の味に大きな影響を与える米の含水率のばらつきを当社従来機種の約半分に抑えています。

  3. 業界トップクラスの小形化を実現
    周辺回路の機能をマイコン側と一体化することなどにより基板の面積を削減し、 本体を従来比で約1割コンパクトにしています。
    *従来機種RCK-A10EXとの比較

  4. 分つき米など米の状態にあわせた最適炊飯が可能な「健康コース」を採用
    健康志向による栄養価の高い玄米、分つき米のニーズの高まりに対応し、 「玄米」「3分づき」「5分づき」「7分づき」などといった米の状態にあわせて最適な火力制御で炊きあげることのできる「健康コース」を採用しています。

  5. 「光触媒パネル」の採用
    光が当たると汚れを水と炭酸ガスに分解する「光触媒パネル」を採用することで、 付着した油などを分解し、衛生的に保つことが可能です。 また、表示パネルを見やすく保つことができます。

  6. ユニバーサルデザインの採用(「点字表示&音記号」)
    全ての操作ボタンに点字表示を行い、 目の不自由な方にも使用できるように配慮しています。 また、時間やメニューの設定において、選択肢が一巡して起点に戻るとブザー音が変化してお知らせする音記号機能も採用しています。


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