商品化の背景と狙い

 家庭用冷凍冷蔵庫の99年度の需要は、98年度とほぼ同様の490万台が見込まれています。 さらに2000年度も堅調な買替え需要に支えられ、 引き続き年間490万台レベルの高い需要は続くものと予想されています。
 当社は98年11月より、ツイン冷却システムの採用により従来の冷蔵庫と比べて鮮度保持力が向上した冷蔵庫を発売し、 好評を得ました。この背景には、近年、料理や食事に対するこだわりが一層高まり、 冷蔵庫で食品を保存する際に素材の持ち味や鮮度を長期間保つ機能が求められていることがあげられます。
 一般に食品の鮮度を保つには、(1)抗菌(細菌の繁殖抑制)(2)低温(3)高湿(4)恒温(一定の温度)の4つの要素が必要とされています。 当社では、ユーカリから抽出した天然物質による抗菌作用と、 庫内をきめこまかく温度制御するとともに、霜の水分を利用して庫内を高湿に保つ「ファイン&ツイン冷却システム」により、 庫内の細菌の繁殖を抑え、一定温度(1℃)、 高湿(75%)に保つ理想の保存環境を実現した冷蔵庫を商品化したものです。


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