開発の背景

 DVD-ROM装置では、DVDとCDの両光ディスクの再生が可能です。 現状では、CD-Rの再生には、メディアの反射特性から780nmの半導体レーザが必要になるため、 DVDディスクの再生には650nmのレーザ、 CDディスクの再生には780nmという計2個のレーザが必要です。 ピックアップには個々のレーザが別々の光学系と共に搭載されており光学設計が複雑になっています。 DVD/CD再生に必要な2つの波長のレーザが1チップに形成されている本開発品では、 1つの光学系を2波長で共有することが可能になるため、(1)光学系の設計が簡単になる、 (2)光学部品を削減できる,(3)ピックアップヘッドの小型・軽量化が可能になるなどのメリットが期待できます。


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