新製品の主な特長

ULTRASAVER MAGNIA(マグニア)7010FR

  1. 当社がPCサーバとして初めて実用化したクイックロールバック機能を搭載しており、 ハードウェアやソフトウェアに起因する一過性障害の発生時に、 自動的に障害発生直前の状態に戻って再実行することによりサーバダウンを約50%(当社調査)回避でき信頼性を2倍に向上させています。

  2. 「MAGNIA(マグニア)RESCUE」を1年間無償で標準サポートしていますので、 ログトレース機能により障害直前のログを採取して、 障害情報を保守センターに自動通知してログ解析を行うため、 万一の障害の原因究明や予防保守が的確かつ迅速に行えます。
    障害情報を保守センターに電子メールで自動通知して迅速な保守対応を実現する当社のリモート障害通知サービス

  3. サーバの状態を監視する当社独自の運用管理ツールを標準で装備しており、 サーバOSがダウンしていても遠隔地から障害に関するログを表示できます。 また、OS稼働中に LANで接続された端末からサーバの状態を監視できるサーバ監視ソフト「HarnessEye(ハーネスアイ)」にHDDの障害予知機能などを追加し、 システムの信頼性を向上しました。

  4. インテル社の最新CPU「Pentium(R)III XeonTM(550MHz)」等を最大3台まで搭載でき、 高速なデータ処理が可能で、2MBの2次キャッシュを内蔵したモデルも発売します。 また、タワー型は、筐体を横置きにしてラックに収納することで、 スペース効率と操作性の向上が図れる「ラッカブル筐体」を採用し、 設置状況に応じたフレキシブルな対応が可能です。

  5. SCSIインターフェースの最新規格であるUltra2Wideに対応した18GBのハードディスクを最大12台まで(合計216GB)搭載でき、 大容量アプリケーションサーバやデータベースサーバとして十分な拡張性を備えています。

  6. 主記憶ECCのほか、本体内でのRAID(RAID0、1、5、10、50、オンライン拡張)をサポートしています。
    *: Error Correcting Code:データの誤りを検出し訂正する手法。

  7. ハードウェア障害・構成情報等をLCDパネルに表示し、 障害を瞬時に判断できるよう運用性を向上しています。

  8. 遠隔地からサーバ電源をオンできる「Remote Wake On Tool」を標準装備しています。

  9. 電源、ファン、LANカードおよびハードディスクの冗長(二重化)構成や、 ハードディスクのホットスワップ機能をサポートしており、 高い信頼性を実現しています。

  10. 「ネジレス設計」で簡単に筐体を開けることが可能なので、 ハードディスクや拡張カードの増設や保守時の運用性に優れています。 また、サーバコンポーネント(マザーボード、ファン、電源等)がモジュール化されており保守性に優れています。

RAID BOOSTER

  1. ファイル構造とは無関係にデータを連続領域に書き込むことで、 ディスクアクセスの回数とディスクのシークタイムを最小化し、 ディスクアクセスの中でも特に問題となる書き込み速度を約数十倍に向上させることができます。

  2. RAID5と併用した場合に特に大きな効果を発揮します。 小ブロックサイズの複数のライトを1つの大きなブロックのライトにマージして「まとめ書き」することで、 実用レベルでシステム性能を2~6倍(当社比)に向上させます。

  3. ランダムライトをシーケンシャルライトに変換することで、RAID5の信頼性と、 RAID0と同程度以上の高性能を実現します。 「MAGNIA(マグニア)」に搭載する際には、アプリケーション、ミドルウェアの設定を変える必要がなく、 オープンな操作環境を実現します。

  4. PCIカードと制御ソフトウェアで構成されており、 「MAGNIA(マグニア)」に容易に実装することが可能です。

  5. バッテリモジュールを内蔵しており、 万一の障害時にもバッテリバックアップで72時間(通常使用時)メモリ内容のバックアップが可能です。

DNCWAREClusterPerfect

  1. 共有ディスクを使用したクラスタシステムに加えて、 分散レプリケーション(複製)技術の採用により共有ディスクを使用しないクラスタシステムもサポートします。

  2. 従来数分かかっていたシステム切替時間を数十秒に短縮する機能を提供し、 Oracleデータベースに適用した商品から順次発売します(サーバ高速切替機能商品のみ)。

  3. 最大256ノードの連携をサポートし高い拡張性を提供します。

  4. 高速インターコネクトインターフェースをサポートすることで、 ノード間での高速な情報交換とノード間での情報交換にかかるCPU負荷の軽減を実現しシステム性能を向上します。

  5. サーバのハードウェア、OS障害だけでなくシステムで使用するアプリケーション、 ミドルウェアも監視することが可能です。

  6. 様々なクラスタシステム形態に対応したテンプレートを装備していますので、 ユーザはシステム形態に応じたテンプレートを選択することで簡単かつスピーディにシステム構築ができます。

  7. 従来難しいイメージのあったクラスタシステムが、 GUIベースのインタフェース設計・運用ツールの採用によって初心者でも簡単に構築・運用ができます。

  8. 統合システム運用管理ツール(Tivoli,OpenView,HarnessViewなど)からクラスタシステムを管理することができます。


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