新製品の主な特長

  1. 血管系の造影検査に対応できるCアームの搭載により、 消化管の検査から血管造影検査、IVRまで幅広く効率の良い診断が可能です。

  2. 設置面積の小さいコンパクト設計のため、 従来の遠隔操作式X線透視撮影システムと同じスペースに、 血管造影を含めた多目的検査システムを導入できます。

  3. 水平板の天板高さを56センチメートルまで下げられるため、 被検者の乗降が容易で、また、手技に合わせた最適な高さに設定できるため、 検査を効率良く行うことができます。

  4. Cアームのストロークを165センチメートル(PA時)に広げ、 全身検査が可能であるとともに、最新の血管造影専用システムと同等のアームの高速移動や角度づけを実現しており、 多方向からの立体的視野を提供できます。
    さらに、検査目的で異なるCアームの角度づけを自動設定するオートポジショニング機能を有しています。

  5. 消化管検査に必要な高精度のワンショット撮影をはじめ、画像の高速連続収集が可能であるため、 食道や血管系の造影検査にも使用できます。また、血管撮影やIVRに必要なDSA、 参照画像表示などの機能も備えています。

  6. X線の照射領域を適切にするX線可動絞りや補償フィルタ、 タンタルフィルタの設定を最適化することにより、 X線被曝を低減するとともに、高画質画像を提供できます。
    また、グリッド制御X線管の組み合わせシステムでは、 パルス透視による高画質・低線量透視が可能で、透視時間の長い検査をサポートします。

  7. 用途に応じて600kHUと1,500kHUの大容量X線管を選択できます。 X線管制御装置には、透視用の焦点が切れた場合に撮影用の焦点に自動的に切り換え、 継続検査を行えるバックアップ機能があります。

  8. 脊椎や下肢の撮影において、 連続して収集した画像をモニタとフィルムで1,000X4,000画素の長尺表示が可能です。 (オプション)

  9. Cアームストローク制御とデジタル画像収集制御の組み合わせにより、 下肢血管検査などに有用なボーラスチェイシングDA/DSAに対応できます。(オプション)


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