開発技術の内容

  1. 大容量4.7GB DVD-RAM技術を採用
     DVD-RAMはDVD-ROMと同じ4.7GBの大容量を持つ書換可能なDVDであり、 平均5Mbps[2]の記録レートで、MPEG2[3]動画を片面120分録画することができます。 1999年5月には、物理規格バージョン2.0がDVDフォーラムで承認されております。 DVD-RAMは、ハリウッド、PC業界から支持を頂いており、AV、 PC両分野でのアプリケーションに加え、 それらを融合した新しいアプリケーションの拡大が期待されております。

  2. 新DVD統一フォーマット「ビデオレコーディング規格」に準拠
     3社がDVDフォーラムにおいて世界19社とともに規格化に主体的に貢献してまいりました「ビデオレコーディング規格」は、 DVD-RAMなど書換型DVDディスクを用いてビデオ録画を実現するための統一規格であり、 ディスク上に欠陥領域[4]やPCのデータが存在してもリアルタイム録画と連続再生が可能、 1枚のディスクで動画・静止画・音声・PCデータの混在記録が可能、などの特長があります。 なお「ビデオレコーディング規格書」は現在DVDフォーラムにおいて最終承認を受け、 1999年10月頃正式発行される予定です。

    ご参考: 再生専用DVDプレーヤや映画用DVDタイトルは、 DVDビデオ規格[5]に基づいて作成されています。 今回の「ビデオレコーディング規格」は、 DVDビデオ規格を参考に上記の特長を実現する新規格で、 DVDプレーヤに搭載されるAVデコーダなどハードウェア資源を共通に使用することを前提に作成されました。


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