信頼性を2倍に向上させたPCサーバ「MAGNIA(マグニア)」などの新製品発売について 1999年9月8日
当社は、企業の基幹業務システムやECシステムの中核におかれるPCサーバとして、 高信頼性、高性能など頑健性(ロバスト)を強化した「ロバストPCサーバ」を製品化します。 新製品は、(1)障害救済機能を搭載することで信頼性を約2倍に向上させたPCサーバ「ULTRASAVER MAGNIA(マグニア)7010FR」、 (2)システム性能を約2~6倍に高速化できるRAID*1アクセラレータ「RAID BOOSTER」、 (3)共有ディスクを使わないクラスタシステムも構築できる統合クラスタリングソフトウェア「DNCWAREClusterPerfect」で、 9月10日から順次発売します。 PCサーバ「ULTRASAVER MAGNIA(マグニア)7010FR」は、インテル社の最新CPU「Pentium XeonTM (550MHz)」を搭載するとともに、 当社独自の障害救済機能であるクイックロールバック機構*2を採用しています。 これにより、ハードウェアやソフトウェアに起因する一過性障害発生時に自動的に障害発生直前の状態に戻って再実行することによりサーバダウンの約50%(当社調査) の回避を実現でき信頼性を2倍に向上させています。 さらに、ログトレース機能*3により採取した障害情報を保守センターに電子メールで自動通知してログ解析を行うサービス「MAGNIA(マグニア) RESCUE」を1年間無償でサポートしており、 万一の障害の原因究明や予防保守が的確かつ迅速に行えます。 RAIDアクセラレータ「RAID BOOSTER」は、 ファイル構造とは無関係にデータを連続領域に書き込むことで、 ディスクアクセスの回数とディスクのシークタイムを最小化することを可能にします。 これにより、「MAGNIA(マグニア)」のシステム性能を約2~6倍に向上させることができます。 統合クラスタリングソフトウェア「DNCWAREClusterPerfect」は、従来販売してきた「DNCWARE」での技術と実績の上に大幅に強化したもので、 分散レプリケーション(複製)技術の採用により、共有ディスクを使わないクラスタシステムが構築可能となります。 さらに、障害発生時に、Oracleデータベースを使用したサーバの切替時間を数十秒(通常は、数分以上)に短縮する製品も提供します。 また、最大256台のPCサーバと高速インターコネクトインターフェースで結ぶことが可能となっています。今後、ラインアップを強化し、 アプリケーションを最適なノードに割りつける負荷分散機能、 バックアップサーバへの高速データバックアップ機能などを実現する製品を順次発売する予定です。
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