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日欧家電8社、家庭内ネットワーク規格HAVi普及推進のため「HAVi推進協会」を設立

1999年11月17日

グルンディヒAG
株式会社日立製作所
松下電器産業株式会社
ロイヤル フィリップス エレクトロニクス
シャープ株式会社
ソニー株式会社
トムソン マルチメディアS.A.
株式会社東芝

 グルンディヒAG、株式会社日立製作所、松下電器産業株式会社、 ロイヤル フィリップス エレクトロニクス、シャープ株式会社、ソニー株式会社、 トムソン マルチメディアS.A.、株式会社東芝は、 本年12月に公開予定の家庭内ネットワーク規格HAVi(Home Audio/Video interoperability) Ver.1.0最終仕様に基づいた製品開発を推進するため、 「HAVi推進協会」を設立しました。 日本ビクター株式会社も松下電器と協力として規格作りに関わっております。 本協会は、HAViについての知識や情報を必要とする企業や非営利団体の参加を募集します。

 「HAViは、民生AV、マルチメディア機器にとって"家庭内ネットワーク"を実現する最も重要な技術の一つと信じております。 HAViの開発を主導する会社の一つとして、私達はHAViの普及を強力に推進していきます。」と、 日本ビクター株式会社の技術開発本部長兼中央研究所長である高梨稜雄(たかなし いつお)理事は語っております。

 「私達は、これまでに寄せられているHAViへの参加希望に大変興奮しております。」フィリップス出身のHAVi推進協会議長のCees Jan Koomenは語っています。 「民生機器をはじめ、コンピュータや周辺機器、ソフトウエア、半導体、 サービスプロバイダを含めた多くの産業分野からの参加を待ち望んでいます。」 産業アナリストのヤンキーグループは、 「HAViは民生電子機器の標準の技術となるのに良いポジションにあります。 理由は簡単で、HAViによって、ユーザーが自由に機器をつなげたり、 思ったとおりに機器を使いこなすことが可能となるからです。」と評しております。

 さらに、HAVi推進協会のミッションは、HAViアーキテクチャ仕様およびHAVi準拠製品の普及拡大を図ったりの適用範囲を広げたり、 JiniTMやユニバーサル・プラグ・アンド・プレイ (UPnP)のような他の家庭内ネットワーク規格と相互接続する"ブリッジ"を開発することにあります。 HAVi仕様は、AVストリームを途切れなく送ったり、簡単に「つないで楽しめる」機能など、 家庭内AVエンターテイメント・ネットワークをターゲットとして開発されています。 下位層のIEEE1394デジタル・インターフェイス(i.LINKTM あるいはFireWireTM)を用いて、 HAViでは、ネットワーク上の機器の自動検出、 様々なデバイスの機能調整、 アプリケーションおよび各アプリケーション用のユーザーインターフェイスのインストール、 複数ブランドの機器間の相互操作性などの機能を実現させる一連のAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)とミドルウエアを規定しています。

 松下電器産業(株)の櫛木好明取締役は、「HAViネットワークの鍵となるポイントは、 いろいろなメーカーの製品をつないでも、分散ネットワーク環境でお互いの資源や機能を利用できることにあります。 HAVi準拠の製品はすべて、自らの存在を自動的に登録し、 ネットワークを通じて他の機器からもその機能や機器を利用できるようになることでしょう。」と説明します。 HAViネットワークを操作するのにホームPCは必ずしも必要ではありませんが、 PCもネットワークの一部として他の機器同様に接続可能です。

複雑な設定、操作が不要

 将来のHAVi準拠のネットワークにおいては、 ユーザーは、いくつもの個別機器を設定したりリモコンを操作する煩わしさから開放されます。 ユーザーはしたいことを目の前の機器に入力するだけで、あとはHAViがしてくれます。 HAViではアクセスしたい機器のユーザ・インターフェイスを、ネットワークにつながった、 例えばTVのようなディスプレイ機能を持つ他のデバイスに表示することができます。 さらに、これらのHAViの能力は、JiniTMやUPnPなどを用いることにより、 インターネットや他のコンピュータ機器にまでシームレスな接続を可能とする程まで拡張できます。

 HAViのアーキテクチャは、新たなニーズや機能を扱うためのソフトウエアアップグレードを可能としており、 互換性を損なうことなく拡張性を発揮します。 「家庭内デジタルエンターテイメントネットワークは現実的にはユーザによって徐々に構築されるものであり、 HAViはそのネットワークから機器をいつでも着脱することを可能にします。 新製品は、ネットワークの機能を中断することなく、 ネットワーク上における変化を自動的に認識し、利用可能な機能とそれがどこにあるかを特定します。」 とソニーのHAViボードメンバー、竹内彰―副議長は述べています。

 HAViが強みを発揮するのはAV分野のエンターテイメント製品ですが、 他の分野の機器にも拡張できます。 HAViは、IEEE1394上で導入されたいかなるハードウエア、 ソフトウエアプラットフォームにも依存することなく動作し、 組み込み製品の環境やPCの環境を含む、いかなるプラットフォームにも適用できます。

ライセンスプログラムについては来年1月発表

 8社は1998年11月に公開されたHAVi基本仕様1.0の主要部分の検証・確認作業を完了し、 1999年12月初めに最終仕様1.0を公開する予定です。 その月の末には互換テストの仕様を追って公開致します。 加えて、既報の通り、8社は共同特許ライセンスの仕組みを作っており、 2000年1月にその詳細を明らかにするよう計画中です。 共同ライセンスにより、 興味ある団体はHAVi家庭内ネットワークを用いるHAVi準拠製品を開発し市場に出すことが可能となります。

会員について

 関心ある企業は、最終仕様公開と同時に、営利会員あるいは非営利会員としてHAVi推進協会に入会することができます。 営利会員は、HAVi仕様やHAVi推進協会の活動、 他の会員の活動についての最新情報を年会費10,000ドルで入手することが出来ます。 非営利会員も同様の情報を年会費2,500ドルで入手できますが、 大学や政府機関などの非営利団体に限られています。

さらに詳細はHAVi推進協会のホームページ http://www.havi.orgでご覧頂けます。 また、現在HAVi仕様の評価版(1.0版)も本サイトからダウンロードできます。

HAViとそのロゴは、HAVi推進協会の登録商標です。
i.LINKとそのロゴは、ソニー株式会社の登録商標です。
FireWireはアップルコンピュータ・インクの登録商標です。
Jiniはサン・マイクロシステムズ・インクの米国およびその他の国々における登録商標です。


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