共同開発の背景と狙い

 銀行や郵便局などの金融機関が発行しているキャッシュカードを使用して決済できるデビットカードサービスは、 来年3月6日から本格運用がスタートする予定となっており、 デビットカード用決済端末は5年後には75万台の普及が見込まれています。 本サービスの利用促進が期待される新聞購読料や通信販売での代引き、各種保険料、 ファーストフードの宅配など、集金業務が発生するさまざまな分野からは、 決済端末に対して、小形軽量でさまざまな通信方式への対応が求められています。

 東芝は、ノートパソコンをはじめとした携帯情報機器で蓄積してきた高密度実装技術や各種アプリケーションソフトの開発について豊富なノウハウを有しています。
 また、アンリツは、決済端末の分野で多数の実績があるとともに、 本年1月からすでに運用が開始されている店舗向けのデビットカード決済端末についても製品化しています。

 今回、両社の持つ技術力や製品力を融合することによって、 デビットカード決済における携帯端末に求められる小形軽量化や汎用性の高い新製品を商品化するものです。


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