本体から排気を出さない(*1)クリーナーの発売について

1999年12月6日

夜でも気にすることなく掃除のできるクリーナー

 当社は、排気を本体内で循環させ、床面に吹き付けてゴミを浮かせ再び吸い込む「エアサイクルシステム」を用いることにより、 本体から排気を出さなくするとともに、 業界最小の運転音*2を実現したクリーナー「排気がゼロ*1 VC-J21V」を来年3月1日より発売します。

 クリーナーで十分なゴミ取り性能を発揮するには、モーターは高速回転で強く吸引する必要があります。 しかし、従来のモーターでは消費電力が高くなり、モーターの熱で本体内部が加熱してしまうので排気口が必要です。 排気口をなくすには、熱を抑えるために低い消費電力で作動することとなりますが、 吸引が弱くなる問題が生じます。

 新製品は、新たに開発した高効率のインバーターモーターの搭載により、 低消費電力で高速回転でき、本体内で加熱することがないため、 本体を密閉し排気を外に出さないエアサイクルシステムで排気ゼロ*1が可能となりました。 これにより、排気によるゴミの巻き上げやニオイなど、排気に関するユーザーの不満を解消できます。

 また、本体からの排気音がなくなったことに加え、モーター音の低減やモーターへの消音カバーの採用などにより、 運転音は業界最小で図書館並の騒音程度を実現しています。

*1 排気ゼロモード使用時における、本体からの排気量。但し、ヘッド部から吹きつけ風(排気)の一部が出ます。
*2 46~約39dB(図書館並)。99年12月6日時点。消費電力500~200Wの一般家庭用クリーナーにおいて業界最小。


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