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仏シュネデール・エレクトリック社との高電圧送変電設備分野での提携について

1999年12月21日

 当社は、仏・シュネデール・エレクトリック社(以下、シュネデール社)と、 高電圧送変電設備分野において、大気により絶縁特性を持たせる気中絶縁変電所(AIS)に適用されるガス絶縁遮断器の製品開発から製造までを共同で事業展開するとともに、 両社が世界各地で受注する気中絶縁変電所に対して、 相互に周辺の送変電設備の調達で協力することに合意しました。

 両社は、電力機器分野で培ってきた技術を融合することによって、 よりコンパクトで低コストな気中絶縁変電所用ガス遮断器の早期の実用化をめざしていきます。 さらに、変電所の周辺設備の相互調達を進めることで、世界市場での事業規模拡大を図っていきます。

 今回の合意により、ガス遮断器の開発については、 当社が遮断部の設計・検証を浜川崎工場(川崎市)で行い、 シュネデール社が操作機構部の開発と操作ロッド、碍子(がいし)への実装設計をバタグリア工場(伊)でそれぞれ分担して進めます。
 また、開発した製品の製造については、当社が遮断部主要部品を、 シュネデール社が操作機構部の製造と全体組立をそれぞれ分担することになります。

提携の背景と狙い

 高電圧送変電機器市場において、世界的には碍子を用いた気中絶縁構造の開閉装置が多く採用されており、 機器の性能向上や小形化が求められてきています。 同時に、世界市場において、国内・海外メーカとの競争激化にともない、 価格低下が進んでいます。

 当社はこれまで長年にわたり、送変電機器の分野において、 世界的な記録品や高性能機器の製品開発を続けてきており、 特に日本市場において一般的な開閉装置として、 遮断器とその他の開閉装置すべてを一体でガス絶縁化したガス絶縁開閉装置(GIS)を中心に事業展開しています。

 また、シュネデール社は、欧州老舗の送変電機器メーカ数社が合併した高電圧送変電機器メーカで、 当社と同様のガス絶縁開閉装置や気中変電所用の各種送変電機器などの製造販売を行ってきています。

 このように送変電機器分野において高い実績を有する両社の技術力を結集することによって、 複数の構造や定格に対応した気中絶縁変電所向けの遮断器を早期に実用化します。 なお、両社の共同開発による最初の製品については、2001年春には市場投入する予定です。
 さらに、共同開発する遮断器が適用される気中絶縁変電所の建設を両社がそれぞれ個別に進める場合に、 双方が補完的に保有している他の送変電設備についても相互調達を行います。

 当社とシュネデール社は、世界的にも市場環境が厳しい中、相互の技術を融合し、 競争力のある製品を共同開発するとともに、分担による集約生産によって、 より市場競争力の高い製品の供給体制を整え、 世界の高電圧送変電市場において事業の拡大を図り、 世界的に確固たる地位を築いていくことをめざしていきます。

 当社とシュネデールグループは、1993年のインドネシアでの電磁開閉器製造合弁会社の設立や1998年のインバータ製品開発合弁会社の設立など、 従来から協力関係にあり、今回の送変電機器分野での提携によって関係をさらに深めていきます。

ご参考
シュネデール社概要

社  名Schneider Electric SA
所 在 地フランス ブーローニュ(Boulogne)
代 表 者Mr.Henri Lachmann, Chairman and CEO
設  立1836年
従業員数約61,000人
売 上 高約500億フラン(約76億ユーロ)
事業内容送配電/変電機器・設備、産業用制御機器、自動化機器の製造・販売


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