開発の背景と狙い

 無線カード・タグシステムは、無線電波を用いることで非接触で情報の書込み・読出しを行います。 接点式の記憶媒体のように書込み・読出し時の機械的な摩耗がないため、 メンテナンスの省力化や外部環境に強いなどの特長があります。 適用分野に応じてカードやタグの形状を変えることができ、 物流管理、入退室・セキュリティ管理、交通分野など幅広い分野で人や物の識別システムとして適用事例が増加しつつあります。 特に最近では、対象物の増加や大量の情報管理の必要性から、 効率的な識別管理システムが求められています。
 当社は、こうしたニーズに対応し、 無線カード・タグ用LSI「T6N38/46」をすでに商品化しています。 新製品は、これらに対応した無線カード・タグリーダ用システムLSIとして、 各種システムを容易に構築することを目的として開発したものです。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。