新製品の主な特長

  1. 大判プリント時でも高精細画像を実現する
    業界トップクラスの337万画素CCDの搭載

     画像を取り込む撮像素子には総画素数337万画素(1/1.8型)CCDを搭載しています。 昨今増加しているA4サイズ程度の大判プリントでも鑑賞に堪え得る、 最大2048X1536ピクセルサイズの高精細な撮影ができるとともに、 目的に応じて1024X768ピクセルサイズの撮影も選択できます。 さらに、それぞれの解像度でファイン・ノーマル・ベーシックの3つの画質モードを設定することができます。
     なお、別売オプションの64MB「スマートメディアTM」使用時の撮影可能枚数はファインモードで約53枚、 ノーマルモードで約80枚、ベーシックモードでは約160枚です(2048X1536ピクセルサイズの場合)。

  2. 撮影の幅がさらに広がる大口径光学3倍ズームレンズ搭載
     開放値F2.0という大口径の明るいキヤノン製光学3倍ズームレンズ(35mmカメラ換算:35mm~105mm相当)を搭載していますので、 薄暗いシーンでもシャッター速度を落とさず、手ブレの少ない撮影が可能です。 また、レバーひとつでワイドから望遠まで自由自在にズーミングできます。 また、デジタル2倍ズームと併用すれば、最大6倍のズーム撮影が行えます。
    デジタルズーム撮影時の画像は1024X768ピクセルサイズになります。

  3. 独自開発のデジタル信号処理IC回路搭載で
    露出検出精度向上と大幅なノイズ低減を実現

     高画素CCDの性能を最大限引き出すべく当社が独自開発したデジタル信号処理IC回路を搭載しています。 これは中央重点方式の測光画像を256ブロック(従来機種は64ブロック)に分け、 それぞれのブロックの480ピクセル分のRGB信号データを測量(従来機種は各ブロックの中心1ピクセルを測量) することで検出誤差を飛躍的に少なくし、 従来機種に較べて約20倍以上のAE精度が得られる上に、 2段階のフィルター(DCNR=ダブルカラーノイズレジューサ)回路を通すことで大幅にノイズの低減が可能で、 従来とは一線を画する高画質を実現できます。

  4. シャッターチャンスを逃さない素早い撮影間隔と連写機能を搭載
     独自のIC回路とバッファメモリーの併用により、 撮影間隔は約1秒と非常に快適な操作感を実現しました。 また、最大で8コマまでの連写機能を備え、ベストショットセレクトを可能にしています。 さらに15コマ/秒の36画面マルチ連写機能も搭載しており、 ゴルフスイングなど1画像で連続した動きを確認する際に最適な撮影も行えます。

  5. 細かい設定ができる多彩な撮影モード搭載
     シャッターを押すだけで誰でも簡単に美しい写真が撮れるフルオート撮影モードはもちろん、 簡単操作はそのままでプロの撮影テクニックを再現できる「シーン別プログラムAEモード」を搭載しているので、 人物、風景、スポーツ、夜景といったシーンに最適な撮影もシャッターを押すだけで可能です。
     また、絞り優先AE/シャッター速度優先AEモード、 露出の異なる3コマを連続で撮影できるAEB機能、外部ストロボ用X接点端子などの搭載や、 52mm径のフィルター等を装着できる別売アダプターリングもご用意しているので、 作画意図に合わせたきめ細かい撮影にも対応でき、 初心者から中・上級者まで幅広いユーザー層に対応しています。

  6. 最長300秒までのムービー機能と
    ビジネスシーンに最適なボイスレコーディング機能搭載

     1回最長300秒*1までのAVIファイル形式(画像:Motion-JPEG、音声:PCM)のムービー撮影機能を搭載しています。 また、最長で連続約4時間*2の会議等の音声を記録しメモとして残せる「ボイスレコーディング機能」(WAVEファイル形式)も搭載しており、 ビジネスシーンでも使える新しい機能です。いずれもパソコンで再生可能です。
    *1 160X120ピクセルサイズ/BASICモード時。320X240ピクセルサイズ/FINEモード時は約60秒
    *2 4KB/秒(64MB時で連続約4時間)、スマートメディアの容量で記録時間は異なります。

  7. 多彩な撮影・再生・消去機能
     夜景や花火などの撮影に便利な1・2・4・8秒から選択できる長時間露光撮影や、 ストロボ撮影ができない時などに便利なISO200・400相当の高感度撮影(標準はISO100相当)、 レリーズ代わりに使える2秒と標準の10秒から選択が可能なセルフタイマー撮影、 モノクロ撮影、約9cmまでのマクロ撮影(ワイド側)に加え、 撮影時の露出補正(0.3EV刻み+-1.5EV)やオートフォーカスと露出エリアの指定、 ホワイトバランスのマニュアル設定、なども可能です。 またカメラ本体で撮影画像のリサイズやクォリティ変更が可能な上に、 他のスマートメディアTMへの画像コピーもできます。
     さらに「消去ボタン」を独立させることにより、 失敗画像は撮影/再生モードに関わらずスピーディーに消去できます。

  8. 堅牢なアルミダイキャストを採用したスタイリッシュデザインと見やすい液晶画面
     ボディに堅牢かつ軽量なアルミダイキャストを採用し、 携帯性と高級感を両立させています。 ボディカラーは明るく鮮やかな「ミレニアムシルバー」で金属ボディを強調するとともに、 レンズをボディセンターに配置し、両手でしっかりホールドできるので、 手ブレもしにくい機能性を重視したデザインです。 また、ボディ上面のステータスモニターはELバックライト付きなので暗いところで操作する場合にも安心です(電源OFF時は時計表示になります)。 さらに1.8型低温ポリシリコンTFTカラー液晶は、従来機種より視野角度が広いためハイアングルやローアングルでその効果を発揮します。

  9. USB対応でさらにパソコンフレンドリー
     パソコンへのインターフェースは高速の「USB」接続で対応しています。 画像の転送/表示は付属の専用USBケーブルで接続し、 ドライバーソフトをインストールすることにより2048X1536ピクセル/FINEモードの画像(ファイル容量約1.2MB)でも約2秒で転送が可能です。 さらに転送した画像データをパソコンからカメラに書き込むことも可能です。
    「Windows(R)98」プレインストールパソコン、「USB搭載のMacintosh」に対応。

  10. デジタルカメラ統一規格に準拠
     新製品で記録された画像ファイルは、 日本電子工業振興協会で制定されたデジタルカメラ統一規格「DCF(Design Rule for Camera File system)」や、 簡単操作でプリント注文が可能な「DPOF(Digital Print Order Format)」に準拠しています。

  11. スマートメディアTMの大容量化にも対応予定
     新製品は64MBまでの「スマートメディアTM」に対応しており、 将来における「スマートメディアTM」の大容量化やファームウェアの更新に対応できるようアップグレードサービスも予定しています。


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