デジタルカメラの新製品の発売について

2000年2月9日

337万画素CCDと大口径光学3倍ズームレンズを搭載したハイスペックモデル

 当社は、高精細な337万画素CCDと高性能な大口径F2.0の光学3倍ズームレンズ搭載により高画質を実現したデジタルカメラ「Allegretto(アレグレット) M70」(形名:PDR-M70)を3月下旬から発売します。

 新製品は、業界トップクラスの高精細1/1.8型337万画素CCDを採用することで、 A4サイズの大判プリントでも銀塩写真に迫る画質を再現しました。 また、開放値F2.0の明るい大口径3倍ズームレンズ(キヤノン製)の搭載により、 手ブレの少ないシャープな画像を得ることが可能です。

 また、当社独自開発のデジタル信号処理IC回路を搭載し、 従来機種に比べ露出精度を約20倍高めるとともに、大幅なノイズの低減を実現することにより、 高画素CCDの性能を最大限に引き出しています。 さらに、バッファメモリーを併用することで、約1秒の撮影間隔という快適な操作感を実現しています。

 さらに、誰でも素早くきれいな写真が撮れるフルオート撮影モードに加え、 簡単な操作で撮影場面や目的に合ったプロの技が再現できる4種類のシーン別プログラムAE撮影モード、 絞り優先/シャッター速度優先AEモード、露出の異なる3コマを連続で撮影するAEB*1機能、外部ストロボ用X接点端子搭載や、 フィルター用アダプターリング(別売)など、撮影者の撮影意図を作画に反映させる機能も充実しており、 初心者から中・上級者まで幅広いユーザニーズに対応できる操作性を実現しています。

 静止画に加え、動画では1回の撮影で最大300秒*2の音声付き動画(ムービー)撮影/再生が行えます。 また、連続で最長4時間*3の音声を記録/再生できるボイスレコーディング機能も装備しました。 この他、最大8コマまでの連写機能や、1画像で連続した動きを確認できる36画面マルチ連写機能、 カメラ本体で撮影画像のリサイズやコピーが可能など、多彩な機能を搭載しています。

 ボディは堅牢で金属感が漂うアルミダイキャストを採用するとともに、 コンパクトカメラ並みの携帯性を実現した小型化設計と、 両手でグリップしやすいセンターレンズデザインを踏襲し、高級感を演出しています。

 さらに、USBインターフェースに対応しているので、 付属の専用ケーブルキットで容易にパソコンに接続ができ、高速な画像転送が可能です*4

*1 Auto Exposure Bracketingの略
*2 160X120ピクセル/BASICモード時、320X240ピクセル/FINEモード時は約60秒
*3 4KB/秒(64MB時で約4時間。スマートメディアの容量で記録時間は異なります)
*4 2048X1536ピクセル/FINEモード時の画像転送時間は1枚約2秒


新製品の概要
新製品の開発の背景
新製品の主な特長
仕様
お問い合わせ先


Windows(R)は、 米国Microsoft Corporationの登録商標です。
Macintoshは、 米国Apple Computer,Inc.の商標です。
FlashPathTMは、 米国Smart Disk Corporationの商標です。
スマートメディアTMは株式会社東芝の商標です。
DCFは、主としてデジタルカメラの画像ファイルを、 関連機器間で簡便に利用し合うことを目的として制定された(社)日本電子工業振興協会(JEIDA) の規格「Design rule for Camera File system」の略称です。


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