IBMとの電子音楽配信技術における協力について

2000年3月14日

 当社は、IBMコーポレーションと電子音楽配信サービスの実現に必要な音楽著作権保護技術を相互に接続することで合意に達しました。

 今回の合意により、IBM音楽配信システム「EMMS(Electronic Media Management System)」により配信された音楽コンテンツを、 SDカード対応の東芝シリコンオーディオプレーヤで再生することが可能となります。

 東芝のシリコンオーディオプレーヤと接続が可能な音楽配信システムは、このほかにLiquid Audioの配信システムや今年の秋からサービスが開始される予定のDoCoMoの携帯端末への配信システムがあり、 これらのシステムを採用している国内十数の音楽配信サイトからおよそ1000曲の楽曲を購入し、再生することが可能になります。

 東芝は、松下、SanDiskと共同で、SDメモリーカードの規格を策定し、今年2月にはSDアソシエーションを設立し、多くの賛同を得ています。 SDメモリーカードは4C(東芝、松下、Intel、IBM)で開発した、著作権保護技術「CPRM(Content Protection for Recordable Media)」を採用しており、 今回東芝が発表したシリコンオーディオプレーヤで採用しています。

 当社は、優れた電子音楽配信システムとの協力関係を拡大するとともに、SDメモリーカードの普及を加速することにより、 電子音楽配信サービスの主要なプラットフォームを確立し、市場の拡大を促進します。


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