開発の背景

 電子商取引の普及に伴い、インターネット上での電子店舗の設置件数が急速に拡大しています。 しかし、電子店舗におけるクレジットカード決済については、 実店舗と同様のCAT注5による手動処理やクレジットカード会社との間の専用線を使用する電子決済ソフトが主流でした。
 このため、CATを利用する場合は、インターネットでの受付内容を改めて手入力する過程で誤りが発生する危険が発生したり、 24時間処理を行なうために常に担当者をおく必要がありました。また、クレジットカード会社との間に専用線をひいた場合は、 固定通信料が必要になっていました。
 新製品は、電子店舗とクレジットカード会社間は、SET方式を適用し、購買者と電子店舗間は、 現在普及しているSSL方式をそのまま使うことで、購買者側の操作の変更や煩雑さを発生させずに、 電子店舗でのセキュリティの高い、効率の良い自動処理を実現させるために開発したクレジットカード用電子決済ソフトとなっています。

注5) CAT:Credit authorization terminal
クレジット情報をオンラインでカード会社に確認するための端末装置。


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