フルカラーLEDモジュール用ドライバーICの新製品の発売について 2000年5月15日
当社は、輝度特性にばらつきを持つ複数のLEDを点灯する際に、 出力電流値を補正することでLEDモジュール画面全体の輝度を最適に制御し、 高品位のフルカラー画像表示を行なうことのできる機能(ドット補正機能)を搭載した「TB62718AF」を商品化し、 7月より量産を開始します。 複数のLEDから構成されるLEDモジュールにおいては、各々のLEDによって輝度特性がばらつくために、 搭載するLEDの仕様(輝度や波長)にあわせた補正やLEDの選別などが必要でした。 新製品は、ドット補正機能の搭載により複数のLEDの輝度ばらつきを制御することが可能で、これにより、 LEDモジュールの製造およびパネルを組み立てる際のLEDの選別や補正といった作業工程を削減することができます。 また、カラー・データ信号(赤・緑・青の各色8ビット)にあわせて出力端子側のパルス幅を制御するPWM*制御機能を搭載し、 これにより256階調(1677万色)のフルカラー画像表示に対応することができます。 さらに、高耐圧のBiCMOSプロセスを採用することで、データ転送およびPWM制御の高速化(最大20MHz)と出力耐圧26Vを実現し、 幅広いフルカラーLEDモジュール環境への最適化を図っています。
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