新製品の主な特長

  1. 「排気がゼロ」を実現した技術

    (1)「排気がゼロ」のエアサイクルシステム構造
    本体内部に排気の専用風路「ゼロバイパス」を設け、モータ後方からの排気をヘッド(吸込口)に循環させます。 循環風は、ヘッドから床面に吹き付けられ、ゴミを浮かすとともに再び吸い込まれます。 ホース、延長管、ヘッドをすべて二重構造にし、クリーナー全体で風路を確立することにより、 排気の出ない構造を実現しています。

    (2) 低消費電力&高速回転の整流子モータ
    「排気がゼロ」のエアサイクルシステムの場合、密閉構造の中で過熱を防ぎ、 しかも排気をクリーナー全体で循環できるだけのパワー(高速回転)のあるモータが必要になります。 従来のクリーナーの整流子モータでは、高速回転させると本体内部が過熱してしまい、 逆に過熱を防ぐため消費電力を落とすとモータの回転数が足りなくなるという問題が生じるため、 「排気がゼロ」は不可能でした。先に発売した「排気がゼロ VC-J21V」では、 インバータモータを採用することで、低消費電力で高速回転を実現し、この問題を解決していました。
    新製品は、従来クリーナーの整流子モータで、消費電力約300Wで約30,000回転する小形モータを開発し、 さらに、過熱を防ぐために、モータ後部を解放型にし、放熱効果を高め、「排気がゼロ」を実現しました。

    モータ比較
     
    排気ゼロモード使用時における、本体・ホース・延長管からの排気量。 但し、ヘッド部から吹きつけ風(排気)の一部が出ます。
  2. 吹きつけパワーヘッドの採用

    (1)モータと循環風の2つの力で強力ゴミ取り
    ヘッドより床面に吹きつける循環風でゴミを浮かせて吸い込むとともに、 ヘッドに内蔵したマイクロパワーモータで回転ブラシを回転させゴミをしっかりかき出します。

    (2)操作性の工夫
    ヘッドの高さを6.6cmに抑え、タテヨコ回転機能の回転管を採用することで、 延長管を床面ギリギリまで低くして使うことができると同時に、 ヘッドの向きを90度回転させて狭いすき間も掃除ができるので、 ソファーやベッドの下など低い所の掃除も楽に行えます。
    また、コイン一つで回転ブラシ部分だけを取り外すことができ、水洗いすることも可能です。

  3. 手元スイッチ

    通常のお掃除には、消費電力約300Wの「おすすめ」モードで、 また「ちょいとブラシ」や「すき間ノズル」など、付属品を使用する場合は、 消費電力450Wの「付属品」モードをご使用いただきます。 「付属品」モードでは、吸い込みを発生させるため、排気の一部は本体から排出するモードとなります。 排気の一部を排出し、吸い込み力をアップさせるので、特に念入りにお掃除したい場合にも有効です。

    従来機種VC-H9D比で約8割カット。


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