背景と狙い

 これまで、オープンシステムを活用し、ソリューションを提供するソリューションプロバイダは、 システムを構築する都度、ハードウェア、OS、ミドルウェアの組み合せを自ら選定し、 さらに製品間の整合性の検証やサポートを行う必要があり、システムの稼働まで手間と時間がかかっていました。

 こうした中、多くのオープンシステムで採用されるミドルウェアが固定されはじめるとともに、 ソリューションに依存しない製品が共通に使われるようになってきたことで、 最適な商品の組み合わせが固まりつつあります。

 当社は、本年4月から、こうした動きに対応して、ソリューションに必要なハードウェア、 OS、ミドルウェアを汎用的な共通基盤となるように最適に組み合わせ、親和性や信頼性、 安定性を検証するプラットフォーム提供事業を開始しました。 これにより、ソリューションプロバイダは、従来のように製品を組み合せて、 動作確認を行う作業が不要となるので、自らのソリューション構築に特化できます。

 今回のセンターの設置は、さらに踏み込んで、ソリューションプロバイダが安心してシステム構築、 運用を行えるようにサポートサービスを提供するもので、 これにより、より一層、ソリューションプロバイダの迅速な事業立上げを支援します。


プレスリリース記載の情報(製品価格/仕様、サービスの内容、お問い合わせ先、URL等)は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。最新のお問い合わせ先は、東芝全体のお問い合わせ一覧をご覧下さい。