開発の背景と狙い

 従来の洗濯機では、操作パネル部に表示される洗剤量を目安に洗剤を投入していましたが、 洗濯物量(水量)に比例した洗剤量を表示しており、表示どおり投入した場合、常に一定の濃度で洗濯を行っていました。 このため、水温が低い時や汚れの強い衣類を洗濯した場合、 洗剤量が不足して十分な洗浄力が得られないことがありました。 また、逆に、水温が高い時や汚れの軽い衣類を洗濯した場合には、必要以上に洗剤を消費していました。 さらに、当社の調査によれば、一般の洗濯時には、洗剤を標準量より平均で約20%多めに投入しており、 洗剤や水のむだが発生するとともに、すすぎ後に洗剤分が残ることがありました。

 今回、当社は、このような洗濯機の課題の解決を図るため、 従来から当社の洗濯機の最大の特長である静音性を追求しながら、 一般的なコンパクト粉末合成洗剤を用いて洗浄力を高めると同時に、 むだな洗剤を使わず、環境への負荷を低減した新製品を商品化します。


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