開発の背景と狙い

 近年、OCR市場において最大のマーケットである金融分野では、 新しい公金システムなどの導入が活発化しています。
 また、大量のデータを処理する業務の中で、各種申し込み(口座、ギフト、保険)、 医療レセプト業務(点数計算/チェックのためのデータエントリ)、 自治体業務(税申請書、給与支払明細書)などの分野でも電子化ニーズはますます大きくなっており、 OCRに対するより高度な機能が求められています。

 当社は、このようなニーズに対応するため、 帳票レイアウトを自動的に理解する新技術「iRテクノロジー」により、 これまでOCRで処理できなかったOCR専用帳票以外の読み取りや帳票識別用のID番号のない帳票の混在読み取り、 カラー印刷された帳票の読み取りに対応するとともに、認識精度とスピードを向上し、 システム全体の高性能化を実現した新シリーズを商品化します。
 当社は、今回の新シリーズの投入によって、データエントリ業務での適用分野を拡大し、 一層の事業拡大を図っていきます。


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