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東芝と英ARM社との次世代マイクロプロセッサのライセンス契約締結について

2000年10月17日

通信・ネットワーク分野においてIPコアを拡充

株式会社 東芝
アーム株式会社

 東芝と英ARM社(本社:英国ケンブリッジ市、日本法人:アーム株式会社、以下、ARM)はこの度、 ARMの高性能32ビットRISC(縮小命令セット)型マイクロプロセッサ・コア「ARM946E-STM」に関するライセンス契約を締結しました。

 東芝は、1999年にARM7TDMITMのライセンス契約を締結し、 マイクロプロセッサ分野における事業強化を行ってきました。 今回、新たに「ARM946E-S」についてもライセンス供与を受け、 システムLSIのIPコア拡充を図るとともに、多様化する市場の要求に幅広く対応します。

 「ARM946E-S」は、150〜200メガヘルツの動作周波数で高速処理動作を実現し、 フレキシブル・キャッシュを内蔵しています。 東芝は、業界最先端のDRAM混載技術により、ARMコアとDRAMを1つのチップに集積し、 次世代の携帯電話に最適なシステム・オン・チップ(SoC)を提供する予定です。

 また東芝は、先進のSoCデバッグ機能を提供するエンベデッド・トレース・マクロセル (Embedded Trace MacrocellTM:ETM9)もあわせてライセンス契約しました。 これにより、ARM946E-Sコアをベースとしたソリューションにおいて、 迅速かつ費用対効果の高いデバッグが可能になります。

 ARMは、今回の契約によって、広範な顧客のニーズに見合う優れたSoCソリューションとして、 ARM946E-Sソリューションのさらなる拡販をします。 また、東芝の組込みロジックとDRAM製品における優れた開発力と、 ARMの実績あるマイクロプロセッサやデバッグテクノロジとの融合によって、 組込み市場向けに、画期的なソリューションを提供します。

 近年、市場が急拡大している携帯電話などの通信・ネットワーク機器においては、 次世代の携帯電話システムが導入されることにより、さらなる成長が見込まれます。 今後、次世代の携帯電話システムの導入により、 高機能・高性能なマイクロプロセッサに対するニーズが高まります。 このような市場ニーズに対応するため、 東芝は、2001年第1四半期を目標に「ARM946E-S」を搭載したSoCの製品化を進めます。

「ARM946E-S」の主な特長

演算速度220MIPS@200MHz(東芝0.18ミクロンプロセス)
動作周波数最大200メガヘルツ
動作電圧1.5V
開発環境ARMのアーキテクチャを支援しているサードパーティ各社がサポートを実施しています。
オペレーティング・システム、RTOS、アプリケーション・ソフトウエア、
ソフトウエア開発ツール、開発ボード、
コンサルティング・サービス、トレーニングがあります。

英ARM社概要

 ARMは業界大手のIP(Intellectual Property、半導体集積回路設計資産)プロバイダであり、 高性能・低価格・低消費電力RISCプロセッサ、周辺機器、およびシステムチップ設計を、 国際的な大手エレクトロニクス・メーカにライセンス供与しています。 また、ARMは、総合的なシステム開発に必要となる包括的サポートも提供しています。 ARMのマイクロプロセッサ・コアは、携帯通信、ハンドヘルド・コンピューティング、マルチメディア、 および組込みソリューションなどの市場で、量産RISCの業界標準となりつつあります。 ARMについて詳しくはWebサイト(http://www.arm.com/jp/)をご覧ください。


  • ARM7TDMI、ARM946E-SおよびEmbedded Trace MacrocellはARM Limitedの商標です。 その他のブランドあるいは製品名は全て、それぞれのホールダーが保有しています。


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